就労移行支援でプレゼンをするというので、参考になりそうな本を探して、図書館をうろうろ。
本当はパワーポイント作成の参考になりそうな資料を探そうと思ったけど、『話ベタでも100%伝わる「3」の法則』という本が気になったので借りてみることにした。
こういうビジネス本とかを読むときに、本に書いてある内容から学んだことを3つ書き出してみると頭に残るというので、それをやってみることにする。
①話す前にまず頭の整理。「3つの箱」を作って整理。
話したい事の分類をまず話す前にすることが大切。
「3つの箱」とは。以下の3つ。
「事実」
「意見」
「感情」
どういうことなのか。本に出てきたとある報告例を参考にすると・・・。
例)
この商品の出足の売れ行きが好調です。【事実】
今後の売れ行きにも期待ができます。【意見】
来週放送されるCMの影響も楽しみです。【感情】
ただ楽観はできません。【意見】
20代のサラリーマンからは「値段が高い」という感想をもらっており【事実】
発売後1か月足らずで消費者からクレームが寄せられています。【事実】
というような感じで、きっちり自分の中で今話していることは事実、意見、感情の中の何なのかを把握することが大事。
報告するにあたっては、私はそんなのいらないと思ってたんだけど、「感情」要素が入っていたほうが伝わりやすいようだ。
だけど「意見」と「感情」は分けるのは難しい気がする・・・。話す前から頭がごっちゃになりそうだ・・・。
②結論→理由→結論の3ステップで話が伝わる
話を始める時にはまず、結論から。というのは意識はしていた。
でもこの本によると、それだけではなく最後に念押しで、もう一度結論も伝わりやすいとのこと。
結論だけ言ったとしても、「じゃあそう思った理由は?」となるから次に理由。そして最後に結論で締めることで結論を念を押して記憶にはっきりと結論をとどめてもらう、てな感じ。
「まず結論としては○○です。」【結論】
「というのは、○○だからです。」【理由】
「ですから、○○なのです。」【結論】
最後に結論を再度言うというのは、思いつかなかった。
ただ、まず自分は結論がわからないまま話し始めてしまっているのが問題な気がするけど・・・。
③「。」を使って話す。+接続詞を活用しよう。
本の中から抜粋。
まずは次の2つの文章を比較すると。
A
「今日の会議は中止になりましたが、非常識なお客様がすごい剣幕で怒鳴り込んできて大混乱で、当社も真剣にクレーム対応について考えなければいけない時代です。」
B
「今日の会議は中止になりました。非常識なお客様がすごい剣幕で乗り込んできて大混乱だったからです。応接室の花瓶も割られました。当社も真剣にクレーム対応について考えなければいけない時代です。」
Aの文章だと、文の区切りを「、」(読点)でつけているので非常に分かりにくい文章になっている。
Bは「。」(句点)で区切っているのでAよりもわかりやすい文章になっている。
だけど、もっとわかりやすい話方にする方法がある。
それが、「接続詞」。
C
「今日の社内会議は中止になりました。
というのは(理由)、非常識なお客様がすごい剣幕で怒鳴り込んできて大混乱だったからです。
例えば(例示)、応接室の花瓶も割られました。
つまり(要約)、当社もクレーム対応について真剣に考えなくてはならない時代になったのです。」
この項目を読んでみての感想。
日常生活の中で「というのは」「例えば」だったらまだ使えそうな気がするが、
「つまり」というのが使えるか不明だなあと思う。
というのは、「つまり」の後に本当に自分の言いたい内容を伝えられるかわからないから。逆に接続詞を使うことによってわけわかんなくなる気もするけれど・・・。
接続詞については、小学校用の教材で勉強しなおしたことがある。それを何度もやり直して、自分の中に接続詞を落とし込めばわかりやすい話方ができる一助になるかもしれないとこの項目を読みながら思った。
まとめ
この中で言えば①、③は何となく使うイメージが付いた。
①の技術を使って、日常の中で3つの箱を意識して人の話を聞いてみるのがいいかもしれない。
また、②の実際の発言で接続詞を使わないまでも、頭の中で何かを考える時に接続詞をイメージしてみるのがいいかもしれないと思った。
はじめて読んだ本をまとめてみたがやっぱりこうやってまとめてみるだけでも少しは頭に残るものがあるなあと思う。今後もやっていきたい。