読書『もう悩まない!働く女性の感情整理術』

以前アンガーマネジメントについて学んだことがあるのだけど、その復習がしたいなと思い、『もう悩まない!働く女性の感情整理術』という本を読んでみることにした。

 

要約すると、職場でぶつかる悩みや葛藤などとどのように付き合ったらいいか。そして、どのような心の持ち方で仕事に臨んでいくべきかを教えてくれる本だ。

 

とりあえず、覚えておきたいところを3つほどピックアップしてまとめることにした。

 

①悩みの基本的な対応策「心の筋肉を鍛える」

悩みの基本的な対策とはどんなことなのか?

それについて述べている部分を本文より抜粋。

 

ぎっしりと葉を茂らせ、たわわに実がなっている樹木を想像してみてください。

地面の下には、太い健康な根が張っています。その根がしっかりした太い健康な幹を作り、その幹が青々と茂る枝葉を広げます。そして、みずみずしい実をつける。

この「根」の部分が、あなたの心構えやものの見方、考え方にあたります。「幹」は知識やスキルや技術「枝葉」は行動で、態度や姿勢も含まれます。そして「実」が成果、結果です。根がしっかりしているほど、幹も枝葉も実も健やかに成長します

知識やスキル、行動力も欠かせません。しかし、すべての結果は根の部分にあたる「心」から派生します。だからこそ、心の筋力を鍛えることが、最もベーシックで、最も大切なことなのです。

 

仕事上の成果である「実」を出すためには、「幹」である知識や技術であったり、「枝葉」となる行動や態度はもちろん重要なものだ。

 

しかし、成果を出すために、一番大事なことは「根」である心、どのような考え方・心構えでいるかが最も大事と著者はいう。

 

確かにどのような考え方を持つかで、身につくスキルや技術や行動や態度は変わってくると思うので、心を鍛えよ、という教えはとてもしっくりきた。

 

私は、「よくこんな行動をしてしまった・・・」と落ち込むことがよくある。だけど、この樹木の例話を読んで、私は枝葉のことを気にしていたのだな、と気づいた。枝葉の行動を公開するばかりでは何も変わらないので、それをきっかけに考え方を改め、根っこを強化し、次に実をつける時のために、枝葉である行動をよりたくましいものに変えていく・・・。そういったマインドで社会と関わっていきたいと思った。

 

また、これは自分を内省するためだけではなく、他人と付き合うときにも役に立つものとも思う。

 

仕事ではよく、「なぜこの人はこんな行動をするのだろう」と枝葉の行動だけを見て、人を批判したくなることがある。そんなときはその行動を一方的に批判するのではなく、根っこの、その人自身がどのような考え方をするのかを知るようにすることで不必要なイライラが減らせるように思う。考え方を知ることで「なるほど、そういう考えでこういう行動に至ったのか」と、以前よりはその人の行動に対する理解度が変わるとも思う。

 

自分の内省にも、他人との付き合いにも使えそうな良いたとえ話なのでぜひ覚えておきたいと思う。

 

②「成果決定のプロセス」からわかる怒りの悪影響

仕事など様々な場面における成果や結果はどのように決まるのかについて、本文でこう説明している。

 

成果決定されるまでには、「気分」➔「出来事」➔「受け取り方」➔「意思決定」➔「行動」➔「成果」という一連の流れがあります。私はこれを「成果決定のプロセス」とよんでいます。

 

引き続き本文中の具体例を説明してみる。

 

【例 仕事を教えてもなかなか成果につながらない後輩がいる】

◆望まない成果を生む場合

気分:上司から機嫌を言われた直後で機嫌が悪い

  ↓

出来事:後輩が教えたように実践していなかった

  ↓

受け取り方:「本当にしょうもないやつだ」とイライラする

  ↓

意思決定:嫌味を言ってやろう

  ↓

行動:「どうして何度言ってもできないの」と感情的な言葉をぶつける

  ↓

成果:後輩との関係が悪化

 

◆望ましい成果を生む場合

気分:尊敬する上司から仕事を褒められた後で、機嫌がよい

  ↓

出来事:後輩が教えたように実践していなかった

  ↓

受け取り方:「しょうがない私がまた教えてあげなければ」と寛容に受け取る

  ↓

意思決定/行動:「わからないことがあったらいつでも聞いて」と声をかける

  ↓

成果:後輩から感謝され、良い人間関係を築く

 

例からわかるように、誰かにイライラするとき、そのイライラの原因となった「出来事」ばかりに注目してしまいがちだが、実は注目すべきはそこではない。その時の自分の「気分」、そしてそのあと起きた出来事に対してどのような「受け取り方」をしたかが注目すべきポイントだ。

 

常にどのような気分でいるか、そして何かの出来事に対して、どのような受け取り方をしていくかが、良い成果をだすためには大事なことだ。

③怒りは持ってもいい。怒りを正しく表出するのが大事

前の項目で怒りの悪い影響について書いたが、決して怒りを持ってはいけないということではない。怒りも喜怒哀楽の一つであり、非常に大切な感情だ。

 

本文ではその怒りの感情についてこのように書いている。

 

怒りの感情で問題を起こすのは、感情そのものでなく、表現の仕方です。怒りの表出には、いいものと悪いものがある。私たちが気を付けるべきはそこなのです。

 

例えば、仕事で上司から厳しい指導を受けたとき。「上司を見返してやる!」と思って仕事を頑張る原動力にすることもできる。この場合、自分の成長という面では怒りがプラスの効果を生んでいる。そして、怒りは自分にとって「必要な怒り」で、正しく表出している状態と言える。

 

では、怒りの表出を間違えないためには、何に気を付けたらいいのだろうか。それは、目的を見失わないことだ。

 

目的を見失い、表出の仕方を間違えてしまった例をみてみよう。男性上司から誤解を受けてしまい、自分のミスではないのに、「なんでこんなこともできないのか」と感情的な苛立ちを伴う不当な評価を受けてしまった。そして、上司の言葉につられて感情的になり、「ひどい!」と泣き崩れてしまった・・。この場合、目的は上司から正当な評価を引き出すことだ。しかし、このような感情的な表出の仕方では到底目的を達成できるとは思えない。むしろ逆効果になってしまう。

 

何かに怒りを覚えたとしても、この行動をすることで、自分の目的達成に近づくだろうか?」とどんな時もまずは冷静に判断し、正しい表出の仕方をするようにすることが大事だ。

 

まとめ

何回か本をまとめてみてるけど、まとめ方がよくわからないなぁ。はぁ。何言ってるかわからない文章なんだろうか・・・。自分でもそう思うけども・・・。

 

とりあえず今回本を読んで心に残った言葉を一つだけ、まとめとして付け加えてみる。

 

本来は、どんな言葉も出来事も、また状況もあなたを怒らせることはできません。」という文が出てきた。起きた出来事に対して、「自分」がどういう意味付けをするか。で、どういう感情になるのかが変わってくる。という意味だ。

これについて、怒るだけではなく、悲しんだりすることもまた同じことだと思った。イライラしたり、必要以上に落ち込んだりすることも多いけれど、そういう感情を表出させているのは自分の選択。結局は自分の意味付け次第。イライラしすぎ?落ち込みすぎ?と少しでも思ったら、違う意味付けを考えられるようになっていきたい。そして③で書いてあるように、正しく表出できるようになっていきたい。

 

 

 

【自分の障害を理解したい】自分の心理検査の結果をもう一度見返してみた

最近自分の障害特性を理解しておきたいと思って、3年以上前にやった、心理検査の結果を見直してみることにした。

 

自分的にはショッキングな内容だったので、全部をさらすことはしないが、おおざっぱにさらすと

 

心理検査の種類:WAIS‐IV

全IQ平均以下

言語理解 平均より上

知覚推理/ワーキングメモリー/処理速度 平均より下

 

みたいな感じ。言語理解が高いおかげで何とか体面を保っているような感じの結果だった。

 

今回はそれぞれ、心理検査の結果表や、ネットで見つけた就労移行支援所kaienの心理検査に関するサイトを参考にどういう指標なのか、それを踏まえて心理検査への納得感・感じたことなどをまとめてみることにする。

 

◆言語理解

私がやった心理検査の定義のよると、「言葉の理解力や、表現力、言語的な推理力。語彙・知識や社会的常識の理解も含む」とのこと。

 

kaienのサイトによる定義は、語彙やことばで説明する力などを測る指標。とある。
この指標は「結晶性知能」と言われる、これまでの経験や学習が土台となる知能も測られるものだそう。この指標の数値が高い人は、ことばでまとめたり説明したりすることが得意で語彙も豊富。いわゆる「勉強ができる人」はこの指標の得点が高くなる場合があるとのこと。ただし、「言葉で表現することの得意さ」はそのまま「コミュニケーションをとることの得意さ」には必ずしも結びつくわけではないので注意。厳格に定義された言語理解はできても、日常のコミュニケーションで行われるあいまいな言語によるやり取りが得意とは限らない。・・・とのこと。

 

kaieのサイトの定義を見て、自分の心理検査の結果にやっと納得感が出た気ががする。最初言語理解の結果を見て、すぐに「私は人に説明したりすることは苦手だし、人の言ってることが理解できなかったりするのに、言語理解が得意だなんて、なんか納得できない!」と思っていたが、今回改めてまとめてみて、納得感が出てきた。

 

自分の中で、何となく授業などの板書や、パワーポイント等を用いた説明であれば人より理解度が高いような気がしていた。そこのところを心理検査のような数字で可視化できたことで、自分の何となくの予測と、実態が同じであり、自分を客観視できていたと証明されたような気がしてうれしく思う。

 

◆知覚推理

心理検査では「目で見たもの(絵、図、動作など)を手掛かりに思考、推論する力や空間認知」と定義されていた。

 

kaienのサイトの定義によると知覚推理は、目で見た情報を踏まえて論理的に物事を考える力を測る指標とのこと。また、「流動性知能」と呼ばれる新しい情報への適応に必要な能力についても測ることができるものだそう。そしてこの指標の得点が低いことは「論理的な思考が苦手」とは必ずしも言い切れない、とあった。考えるのにゆっくり時間をかけるタイプの人も、この指標の得点が低くなることがあるたから、だそうだ。

 

心理検査の結果表には、この数値が低い人の対応策として、「目で見て情報を捉えることが苦手な場合がありますので、図や表が入った説明では情報を省略しすぎずに言葉での説明も補足として要求するとよいかもしれません。」と書いてあった。ここは今後参考にしようと思う。仕事を覚える時とかには参考になるかもしれない。

 

私は、知覚推理の検査結果を受けて、自分ってそんなに論理的に考えていなかったっけ?と思っていて何となく納得感がないままだった。

が、kaienのサイトをみて納得する部分があった。この指標が低いからと言って物事を論理的に考えられないわけではないということ。ゆっくり考える人もこの指標が低くなる傾向にある。という部分だ。

自分の中で勉強とかは割といろいろなことを結び付けて考えるところはあったから、検査結果を受けて、論理的に考える力がないと言われると「そうかな?」と思う部分も正直あった。言語理解同様、このサイトを見て、この知覚推理の結果にやっと納得感が出てきた。

 

◆ワーキングメモリー

心理検査の結果表によると、作業したり考えたりする際に必要なことを記憶しておく力、注意・集中力とのこと。

 

kaienのサイトによると耳から入った情報を短時間記憶にとどめたり、その情報を頭の中で整理しながら考える力を測る指標、とのこと。ワーキングメモリーが低いと、職場でよくある口頭だけでの指示は理解が追い付かない、視覚情報のない電話対応は不得意、という風に仕事上で不都合が出てくる場合が多くなってくる、ともサイトには書いてあった。

 

この指標の検査結果にについては、結果を見たときから納得感があった。口頭指示を覚えることや、やるべきことに集中することは、仕事をやっていく中で嫌というほど苦手と思わされたので、この結果には納得せざるをえない。

 

kaienのサイトを見ながらこの記事をまとめてみて、ワーキングメモリーが集中力の指標でもあるということを整理できて、また一つ心理検査の理解が進んだのは今回まとめてよかったところだ。心理検査への納得感を高めることができた。

 

◆処理速度

心理検査の定義だと、視覚情報を素早く処理する能力、手先の器用さ、集中の持続力とのこと。

 

kaienのサイトの定義だと、目で見たものを書き写すなど、単純作業を素早く、正確に行う力をはかる指標となっている。処理速度が速いと、例えば黒板やホワイトボードに書かれた内容を書き写すなどの作業を早く正確に行うことができるとのこと。逆に処理速度が遅い人だと、その書き写す速度がゆっくりであったり、速度は平均的であっても、ケアレスミスが多かったりするとのこと。

 

手を動かすこともそうだが、心理検査の結果表には、外部からの情報を理解して考えるスピードもゆっくりであることがうかがえるとも書かれていた。

この指標が低いということは、外部刺激を受けて、反応(手を動かす、思考を働かせる、等)に移る速度が非常にゆっくりだ、といったところだろうか?

 

この結果については、最初に心理検査の結果を目にしたときから、納得するところがあった。仕事では事務処理の速度が遅かったし、学校ではほかの子よりノートをとる速度が遅く、どうしてみんなそんなに早くできるのかと疑問に思ったものだった。この心理検査の結果を見て、今までの謎が解けたように思う。

 

まとめ

今回まとめをして、以下の3点がとくに自分としては良かったと思う。

 

◆言語理解の指標では、「結晶性知能」と言われるこれまでの経験や学習が土台となる知能も測られることを知れた。

→今まで勉強や仕事を頑張ってきたことが、言語理解の高い数値につながってきたのではないかと思えた。なんだか自分のやってきたことが報われたような気になった。

 

◆知覚推理が低いことは、必ずしも物事を論理的に考えられないこととと=にはならない。物事をゆっくり考える人もこの数値が低くなることがあると知れた。

→この結果だけで、私は物事を論理的に考えられない人間なんだと思わなくて良いと思えた。

 

◆人との雑談などで起こるあいまいな言葉の理解力とか、ゆっくり時間をかけて考える力とか、心理検査では測りきれないものということが分かった。

→この心理検査の結果を自分の能力の絶対的なものとしなくてよいと思えた。

 

ずっとこの心理検査の指標の数字だけを見て、見たくないものとして、放置してしまっていたが、今回一度ちゃんと向き合ってみて、いろいろなことに気づくことができたので良かったと思う。

 

 

↓↓ 今回参考にさせていただいたサイト ↓↓

知能検査とは? 大人の知能検査 WAIS-Ⅳ を読み解く – 株式会社Kaien – 発達障害の方のための就職応援企業・ニューロダイバーシティ社会実現を推進 (kaien-lab.com)

 

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【自分の障害を理解したい】ADHDとはなにか、まとめてみた

自分の障害について理解したい。

 

ASDに続き、ADHD

 

まとめてるけど説明できるようになっているかよくわからないなぁ・・・。

 

とりあえずやらないより、やったほうがよいと信じてADHDの分もやってみることにする。

 

ADHDとはどんな障害か】

ADHDの正式名称とは。

 

注意欠陥・多動性障害。略称がADHD

 

ADHDには3つのタイプがある。

 

①多動・衝動性が強いタイプ

②不注意が強いタイプ

③多動・衝動性、不注意が混在しているタイプ

 

の3つだ。

 

①多動・衝動性が強いタイプであれば、特徴として以下のような問題が起こりがち。

・落ち着きがない

ーじっとしていられない、待つことが苦手。体を動かし続けてしまう

・一方的なおしゃべり

ー自分の「これがしゃべりたい」を止められない

・感情が高ぶりやすい

ー感情的に怒ったり、泣いたりする衝動的な行為がある

・金銭管理が苦手

ー買いたい!と思ったらすぐ買ってしまう。欲求が我慢できない。

 

②不注意が強いタイプであれば、集中力のなさから以下のような問題が起こりがち。

・集中ができず、ケアレスミスが多い

・モノをなくすことが多い

ー衝動的に他のことを考えてしまっている間に見失ったりする

・スケジュール管理が苦手

ー考えることに集中できず考えをまとめることができない

 

③の混合タイプでは①、②の症状がどちらも起こる。

 

【私に当てはまるADHD症状】

①多動、衝動性タイプの特徴から

・落ち着きがない

・感情が高ぶりやすい

・一方的に話してしまう・・・(いったん火が付くと話し続けてしまう)

というところは当てはまると思った。

 

落ち着きがないということに関しては、授業中に立ち上がってしまうということまではいかずとも、話を聞いているときに髪を触ってしまったり、手をもじもじさせてしまったりというところは当てはまると思った。

 

②不注意タイプの特徴からは

・集中ができず、ケアレスミスが多い

・モノをなくすことが多い

・スケジュール管理が苦手ー見積もりが甘くてやることのイメージをつけることが困難

が当てはまると思った。

 

【逆に当てはまらないADHD症状】

①多動、衝動性タイプの特徴から

・金銭管理が苦手

はあまり当てはまらないかと思った。

昔から、お金を使うことに対してすごく不安感を感じることが多くて、趣味などにお金を使おうと思えなかった。

そのおかげで、よくある金銭管理が苦手という特性は当てはまらないような気がする。

 

②不注意が強い特徴から、集中力のなさを原因として以下のような問題が起こりがち。

・集中ができず、ケアレスミスが多い

・モノをなくすことが多い

ー衝動的に他のことを考えてしまっている間に見失ったりする

・スケジュール管理が苦手

ー考えることに集中できず考えをまとめることができない

 

 

 

【まとめてみて思ったこと】

・「多動」について思ったこと

私の中では、「脳内の多動」も含めて多動ということかと思っていたけれど、そうではないらしい。

 

多動というと、じっとしていられない、待つことができない。しゃべりだしてしまう。とか実際に体が動いてしまうことを指すらしい。

 

ごくごく小さなころのことはよくわからないが、小学校ぐらいからのことを思い返してみても、授業中に立ち上がったりとかそういうことはほとんどなかった。実際に動いてしまうという意味での多動性は、そう重度ではないようだ。

 

ただ前の項目で少し書いたように、手を少し動かしていないと不安であるとか、話を聞いているときに少し揺れてしまったり、もじもじしてしまったり、髪を触ってみたりといった、ちょっとした多動というところは自分にもあるなぁと自覚した。

 

・結局のところ「脳内の多動」がADHDの原因なのでは?区分に納得いかない

不注意型で体の多動がないにしても、結局脳内では多動が発生しているのでなんとなく、ADHDの3つの区分に納得のいかなさを感じる。

 

結局まとめてはみたものの、まとめきれない(←★いちばん思うこと)

ASDにしてみても、ADHDにしてみてもあまりに症状が多岐にわたりすぎていて、全くまとめきれないような気がしている。

やらないよりはやったほうがよかったかも、と思える程度のまとめだった。

ADHDの特徴として、多動・衝動性の強いタイプ/不注意の強いタイプ/混合型の3タイプあるということを改めて認識できたことが、今回のまとめとしてよかったところだと思う。

 

 

 

今回の記事を作るにあたり、ベースとして参考にさせていただきました。

大人のADHDの特徴・特性とは?診断や治療方法、支援機関などご紹介【専門家監修】 (litalico.jp)

 

 

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【自分の障害を理解したい 】ASDとはなにか、まとめてみた

就労移行支援事業所、訓練にて。

 

自分の障害を言葉にして、説明できるようになることが必要だと言われた。

 

自分の中で障害については理解していたつもりだけれど、いざやってみようと思うと、文章にして書くだけでも全然できなかった。

 

人にASDADHDってなに?って聞かれたときにこたえられるようになりたいと思って、ブログにまとめてみることにした。

 

私の障害はASDADHDの二つあるけど、まずはASDについてまとめてみる。

 

ASDとは、一般的にどんな障害?特徴を調べてみた。】

主にリタリコのASDに関する記事を参考に、いろいろ調べてまとめてみた。

 

まずは、ASDの正式名称とは。

 

自閉スペクトラム症、略称がASD。

 

一般的な特徴は3つ。

 

1.対人関係の難しさ(社会的コミュニケーションおよび対人交流の困難)
・相手や状況に自分の行動を合わせることが苦手
・難しい言葉を好んで使う
・言葉の裏の意味や抽象的な言葉の意味を理解するのが苦手で、皮肉やたとえ話なども文字通りに受け取ってしまう。(あいまいな表現が苦手)
 
自閉スペクトラム症のある人は、人と関わるときに大多数の人がするような反応や行動をしなかったり、後述するこだわりの問題から、相手や状況に合わせなければいけないところ、自分の考えなどを優先してしまう傾向にある。
そのため、言葉の理解の仕方で誤解を生んだり、周りから「あの人なんか変だよね・・・」という反応を受けやすく、対人関係には問題を起こしやすくなってしまう。
ときには「わけのわからない奴」として社会から排斥される。
 
 
 
2.こだわりの問題(特定の行動、思考、興味、または活動の限定された反復的な様式)
・小さな変化でも苦痛を感じる
・柔軟な考えをすることが苦手ー思考にもこだわり、偏りがある
・食べ物にこだわる
・決まった順序や道順にこだわる
 
特定の物や場所に強い興味やこだわりを持ったり、物事の順序や配置が常に同じだと安心する人も中にはいる。この傾向は「同一性保持」と呼ばれ、だからこそ変化への対応に困難が生じていると言われている。
 
3.感覚の偏り(感覚過敏・感覚鈍麻)/感覚のコントロールが不得意
・五感の過敏さー人によって視覚過敏、嗅覚過敏、触覚過敏、聴覚過敏など様々
・感覚鈍麻ー痛みや、熱さ・冷たさに対して無関心、食事で刺激物を取りすぎるなど
・平衡感覚の鈍さ
・手先が不器用ー手先の細かな感覚を使った作業に困難を感じる
・運動が苦手ー脳と体の感覚がうまくマッチせず、ぎこちなさ・不正確さが生じる

 

【一般的なASDの特徴で、自分の当てはまるところ】

ASDといっても、上にあげたような症状すべてにあてはまるは限らない。そこで一般的な特徴の中から自分にあてはまるところをピックアップしてみた。

≪対人関係の難しさより≫
・相手や状況に自分の行動を合わせることが苦手
→幼稚園ぐらいから、周りに合わせるということに対して疑問を感じていたし、そもそも合わせることなどできない。
・言葉の裏の意味や抽象的な言葉の意味を理解するのが苦手で、皮肉やたとえ話なども文字通りに受け取ってしまう。(あいまいな表現が苦手
→あいまいに説明されても、相手が何が言いたいのか理解ができない。
・難しい言葉を好んで使う
ボキャブラリーがなんか変。
→たとえ一般的に分かりやすい言葉があっても自分の気に入っている語彙を使いたくなる。
 
≪こだわりの問題から≫
・柔軟な考えをすることが苦手ー思考にもこだわり、偏りがある
→「前はこうだったから」と状況の違いを考慮に入れず不適切な解決策を選んでしまう
 
≪感覚の偏りから≫
・五感の過敏さ(嗅覚過敏)
→女の人が使うような一般的にいい匂いとされるシャンプー、香水、柔軟剤の匂い、本物の花はすべて嫌いなにおいであり、長時間かがされると吐き気などを催す。
・平衡感覚の鈍さ

・手先が不器用

・運動が苦手

 
ASDの特徴って自分の中では、こだわりの部分はあまり当てはまる感じしないんだよなぁ。
 
 
 
次回ADHDについてまとめてみる。
 
 
~余談~
話がそれるが、ASDは共同注意という能力が不足しているからこそ、他者との関係構築に問題を起こしやすいという記事を見つけ、とても興味深かった。共同注意の能力不足から、二項関係のメディアからの情報は理解しやすく、他者を含めた三項関係からの情報は処理がしにくいということにとても納得した。一番下に共同注意について参考にした記事も載せたので興味があれば見てもらいたい。
 
 
 

 

今回の記事を作るにあたり参考にさせていただきました。

共同注意とは?|自閉症との関係 | ASDの森 (asd-autism.net)

共同注意 - 脳科学辞典 (neuroinf.jp)

自閉スペクトラム症(ASD)とは?特徴や症状、原因、診断、治療を解説します | LITALICO仕事ナビ (snabi.jp)

ASDでは難しい言葉を好む傾向があることを、和牛とアンジャッシュに絡めて四千頭身に落とし込む話。|白鳥裕貴 (note.com)

【ADHD・ASD】手先の不器用さをもたらす発達障がいと改善に導く方法 (kodomo-plus.co.jp)

 

 

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読書『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』

今回は図書館じゃなくて自分の部屋に埋まっていた、ビジネス本を引っ張り出してみた。

 

一度目に読んだときは「すこしは参考になる部分はあるけれどそんなに役に立つものでもないかも」という印象だった。

 

そういう本をブログにまとめなければいけないという目線で読んでみるとどういう感想を持つのかを確認したかったので、読んだことのない本ではなく、一度読んだことのある本を選択することにした。

 

この本の概要・今回のまとめ方

この本は主にビジネス、そして日常生活でも言いがちな『よけいなひと言』を、『好かれるセリフ』に言い換えることで、相手との適切なコミュニケーションの取り方を学ぶことができる本だ。

「いいかえ」の具体例は本の中で130ほどあるのだけど、一つ一つの中で印象に残ったものを書くというよりは、その130の言いかえの例の中に流れる考え方を今回はまとめることにした。

 

自分が感じたこの本の5つの考え方

この本のなかで自分が抑えておきたい、筆者のいう『好かれるセリフ』のポイントを5つの項目にまとめてみた。

 

①相手を責めるのではなく、自分の気持ちを伝える

例)相手から連絡が欲しかったとき

  ✖なぜ連絡してくれなかったの!?

 →○困っていたから連絡してほしかったな

 

相手にイライラした時には相手を責めてしまいがちだが、責めるだけでは相手との関係は悪くなるだけ。

してほしかったことを相手がしてくれなかったのだとしても、「私は○○してほしかった」という気持ちだけを相手に受けとってもらうようにしよう。 

 

②具体化して話す

 例)相手を褒める時

 ✖「すごい」

 ✖「さすが」

→○「○○の部分の説明がわかりやすかった、さすがだね」

 

人をほめるとき「すごい」「さすが」ということは多い。言われたことがある人も多 いと思う。しかし、何の理由もなくそういわれたとしても、お世辞を言っているように聞こえたりすることもある。

そう思われないようにするには「すごい」「さすが」に加えて、「○○の部分が~」 というようにそう思った理由も添えることが有効。

そして、ほめる時だけに限らず、お礼を言うとき、謝罪をするときにこの考え方は使える。何か伝えたい気持ちがあるときには、自分がそう思った具体的な理由も添えて話すのがよい。

③自分と相手は違う人間(考えや知識の幅)だと理解する

例)相手が何か間違ったことをしたとき、自分の考えと違う行動をしたとき

 ✖「そんなことも知らないの?」

→○「わからないことがあれば教えます。」

 ✖「こんなミスをして恥ずかしくないの?」

→○「私はこう(すべきだと)思うんだけど、あなたはどう思う?」

 

相手が自分の予想する方向と違う行動をしたとき、イライラして相手を批判したくなる。なぜそうなってしまうのかといえば、それは自分の「こうするべき」と相手の「こうするべき」という考え、価値観が違ってしまっているからだ。

それぞれの「べき」は今までの経験知識などから作られる。だから、自分の価値観や知見を話すことで、相手の「べき」を自分の「べき」に近づけることも可能かもしれない。反対に、自分も相手の価値観や知見を聞くことで自分の「べき」も変化して、相手がなぜこういう行動をとったのか納得してイライラが解消できる場合もあるだろう。

安易に批判的に話すのではなく、自分の「べき」を話し、相手の「べき」も聞いて、お互いに歩み寄ろうとすると『好かれるセリフ』が言えるようになるのだと思う。

④回りくどい言い方は避けて、自分の不満もうまく伝える

例)誰かに何かを改善してもらいたいとき、注意するとき

  ✖「こんなこと言いたくないんだけど・・・」

  ✖「あなたのためを思って言うんだけどね」

 →○「以前から気になっているから伝えておくね。」

 

「あなたのためを思って」「こんなこと言いたくないんだけど・・・」。こういう言葉は言外に「あなたに不満を持っていますよ」という気持ちを含んでいる。

自分の不満に思っている気持ちも回りくどく伝えるのではなく、はっきりと「気になっている」と言って伝えるようにすることが『好かれるセリフ』になるコツ。

 

⑤ネガティブな考え方もポジティブワードの付け足しやポジティブな考え方を足して伝える

例)自分には困難と思う仕事を、頼まれてしまったとき

 ✖「どうせダメだと思いますけど・・・」

→○「自信はありませんがやってみます

→○「自信はありませんが、サポートしていただければできると思います。」

 

「どうせ」などのネガティブワードは、できるだけコミュニケーションの際は言わないほうがいい言葉。「かまってちゃん」と思われることもあるので要注意。

未経験や分からないことでも、まずはやってみる姿勢でいること。そして今はできないとしても、周囲からのサポート等何かが足されれば、自分にもできるかもしないと考える姿勢を持つこと。これが『好かれるセリフ』を発言できるようになるために必要と思う。

まとめ

まとめながらさらに、思ったこと。

この本の内容をもっと少なく、3つにまとめるなら。

・自分の感情に根拠を持ち、言語化して話せるようになること。

・相手の気持ちを尊重する・否定しない。

・そして自分の気持ちを隠すことなく、相手に適切な形で伝える。

 

この本は一項目一項目ごとに分けて理解をするというよりも、130ほどある言い換えの例の中に散らばった、基本的な考え方を理解しながら読むことでさらに読む価値が上がってくると思う。

 

一項目が短く読みやすいので、物事の伝え方に迷ったとき、また読み返してみたい。

 

そして、まとめ方の反省。前回も4000文字近くあって長すぎと思うけど今回も長い・・・。もっと簡潔にしたい・・・。

 

 

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読書『報・連・相の技術がみるみる上達する!』

私は働いていたころ、報連相が死ぬほど苦手だった。

 

特に相談が一番苦手。

 

まあそもそも報告・連絡の何たるかはわかっていないのだけれど。

 

図書館で報連相についての本ないかなーと思って探した本がこれ。意外と報連相についての本ってないように思う。報連相が大事って結構言われてるのにね。不思議。

 

前回と一緒でこの本の中の要素3つだけをまとめてみる。

 

太字が本の内容から引っ張ってきた部分だったり、引用した部分になっている。

 

 

①報告するときには、相手の目的・自己の目的を明確化

報告とはまず何のためにしているのか、その目的を意識するようにすることが大切。

 

報告する目的は、相手の目的そして自己の目的の二つある。

 

まずは相手が報告にどんなことを求めているのか、それを理解するようにしよう。

 

どんな目的のために報告をお願いするのか教えてくれる上司もいるかもしれないが、ほとんどの場合はいちいち言わなくてもわかっているはずだとしてはっきり言わない場合がふつう。

 

だから、普段から相手の考え方をよく理解し、全体状況や背景をつかんでおく必要がある。「上司が目的を言ってくれないから、ちゃんとした報告ができないんだ!」という依存的な人もいると思うが、自分の仕事の目的は自分で明確にしなければならないもの。自分から相手の目的を「推察」することで依存的な人間から一歩成長することができる。

 

これを読んで・・・。

 

とはいえ、ASDみたいな人の気持ちを推察するのが難しい人間には、かなり難しい課題だなぁと思う。

そんな人のために、この本には、推察できない場合の対処法も書いてある。

 

それでもわからなければ、巧みなアプローチで相手の目的を確認しておく。

「いったい何のためですか?」だとあまりにもストレートな訊き方過ぎて相手の機嫌を損なう可能性があるので、「○○が目的でしょうか?」と、確認方式で尋ねるようにすると良い。

 

相手の目的を察することができない場合の対処法についても、人の言っていることがなかなか理解しにくい人間にはかなりハードだなあと思う・・・。いや、「巧みなアプローチで」って。やはり発達人間には厳しいのか・・・。

 

そして、相手の目的は大事だが、自己の目的についても同様に大事。

 

報告とは「自分が相手に何かしてもらいたい」ためにするものでもある。

 

報告して、それに関する指示が欲しい

報告して、その件を上司から社長の耳に入れてほしい

報告して、課長から関係者に働きかけてほしい

報告して、大丈夫だと安心してほしい

速報して、まずは知っていてほしい(詳細報告や対策提案は後でよい)

 

実はこれがあいまいな人が結構いる。そういう人は、相手に報告した時「それがどうした?」と言われてしまい、自分で何がしたいのかがわかっていないために答えられない・・・。ということが起こる。こう言われたとしても自分の目的を伝えられるよう、自己の目的を明確化しておくことは必ず必要なことだ。

 

しかしだからと言って、自分の目的だけ果たせればいいかというとそれは違う。相手があっての報告なのだから、そこでは相手の目的に反していたり、無関係では困る。相手の目的も満たして、同時に自己の目的も充足するのがよい報告なのだ。

 

振り返ってみて、相手の目的も自己の目的もどちらもあいまいな自分には良い報告など到底無理だったろうなと思う。

”とりあえず”状況に変化が起きたから、報告しておこう・・・。”とりあえず”一仕事終えたから報告しておこう・・・。相手の目的は分からずとも"とりあえず"報告しておれば相手の目的を外すことは少なくなるだろうという期待を持ってとりあえずの報告の多用。そしてうざがられる・・・。フラッシュバックしてきた。

 

この報告の目的とは一体なんなのか、意識せずとも分かる人は多いのだろうが、結局できない人はまずは意識するところから始めなければならないのだろうな・・・。

 

②中間報告はいつすべきなのかを知る

中間報告。こいつも苦手である。

そもそもいつすべきなのかが全く分からない。

新社会人の頃は特に報告しなさ過ぎて、怒られていたし、逆にビビりすぎて報告しすぎたのかなんかまたきたよこいつ・・・みたいな反応をされたことも度々。

 

そんな中間報告をすべきタイミングについて、この本には記載されている。

 

中間報告が必要になるのは、

①状況が変わったとき。

②長い期間を要する仕事の時。

③その仕事を終了するめどがついたとき

 

中間報告では途中経過を単純に報告するだけでよい場合もある。

「○○の件は順調に進んでいます」と一言言えれば、それで立派な中間報告となる。

 

では、「状況が変わったとき」にどうするか。これをどうするか考えてみよう。

状況の変化への対応策は二通りある。

A:状況がどうあれ、当初の指示通りに遂行する

B:状況が変わったので柔軟に軌道修正する

あなたがあなたなりの状況を判断し、ABどちらの対処をするかを選んだとする。その判断は、おそらく正しいはずだ。なぜなら、判断のよりどころとなる情報は、上司だけでなく、現場の担当者も持っているからだ。

ただし、それは「中間報告さえあれば」という条件付きになってくる。

これは上司の立場になって考えれば、わかる。状況が変化したのであれば中間報告なしに当初の指示通りに忠実に進められるのも困るし、中間報告せずに勝手に軌道修正されて何かあっても責任を取ることができなくなってしまう。

 

確かにこの本で言っている、中間報告をするタイミングで言えば、一番難しいのは、「状況が変わった時」かもしれない。私には上司の立場になって考える、という要素がやや欠けているように思う。やはり何事も相手の立場に立って考えてみるというのは大事なことと思わされる。

 

まあ、私の場合だと状況の変化に弱くてすぐパニックになるから、状況が変ったというシチュエーションで正しい判断を下すのは難しいし、上司に正しい判断をしてもらうための情報を提供するのも困難ではあるのだけど・・・。

 

③相談される側の悩みから相談のコツをつかむ

相談をされるような立場になったことがないし、今後もないだろうから、相談される側の悩みってそんなにわかっていない。

 

そういう相談される側の悩みがいろいろと書いてある部分があって非常に参考になった。以下その悩みを列挙。

 

①相談がない(そこまで悩んでいたのなら、なぜ相談してくれなかったのか)

②納期が切迫していて、もうどうにも手の打ちようがない、タイミング遅れの相談

③勝手に実行した後に持ってくる相談(相談という名の事後承認や事後報告になってし

 まう)

④ポイントがはっきりしない相談(質問すると本人も良くわかっていない)

⑤こちらが忙しくて余裕のないときに、自分の都合だけで些細なことを長々と話しかけてくる相談

⑥自分の意見を通したいため、同じことを何度も言ってくる相談

⑦自分の意見がない、上からの指示を待つだけの相談(なんでも「どうしましょうか?」では困る)

⑧相談する相手を間違えた相談(自分の専門、自分の知識・経験では答えられない相談をされても・・・)

⑨「君はどう思う?」と訊くと、「わからないから相談しに来たのです」と開き直る相

⑩相談に来たものの、その後の結果報告がない相談(あれからどうなったんだろう)

 

⑥はなかったけど、他は全部思い当たる節がありすぎる。。。もっとも前にこの本を読んでいたら多少は違ったような気がする・・・。

 

⑦について。自分のゴミみたいな考えを述べても・・・と思って、働いているときには、自分の考えを述べないようにしてきた。でもそれは間違いだったのだなあと思う。自分の考えを持たない、表明しないということは自分の責任を自分でとろうとしていない、無責任な人間だったなと気づいた。

 

まとめ

長くなってしまった。

 

これは2007年に出た本だったので、参考になるのかなと思ったが、読んでみたら「なるほど」と思うような情報が結構のっていたので、本質的なところは変わらないものだなあと思った。

 

そして結局報連相って難しいな・・・と痛感。

 

取り入れられるところから、取り入れていくしかないとは思う。

 

例えば、

相談したのだったら、その結果を必ず報告する。

自分としてはこうしたい、という意見を持つ。

この2つだったら、可能かもしれない。

 

きっちりした報連相が必要になるような職に就くのかな・・・。

 

ちょっと話はそれるが、今回の本は、市内のいつも行っている図書館とは別の館の閉架書庫から出してもらった。

市内の図書館以外にもいろいろな図書館から取り寄せ可能なようなので、読みたい本は我慢せず取り寄せリクエストして読んでいきたいと思う。

 

 

 

 

読書『話ベタでも100%伝わる「3」の法則』

就労移行支援でプレゼンをするというので、参考になりそうな本を探して、図書館をうろうろ。

 

本当はパワーポイント作成の参考になりそうな資料を探そうと思ったけど、『話ベタでも100%伝わる「3」の法則』という本が気になったので借りてみることにした。

 

こういうビジネス本とかを読むときに、本に書いてある内容から学んだことを3つ書き出してみると頭に残るというので、それをやってみることにする。

 

①話す前にまず頭の整理。「3つの箱」を作って整理。

話したい事の分類をまず話す前にすることが大切。

 

「3つの箱」とは。以下の3つ。

「事実」

「意見」

「感情」

 

どういうことなのか。本に出てきたとある報告例を参考にすると・・・。

 

例)

この商品の出足の売れ行きが好調です。【事実】

今後の売れ行きにも期待ができます。【意見】

来週放送されるCMの影響も楽しみです。【感情】

ただ楽観はできません。【意見】

20代のサラリーマンからは「値段が高い」という感想をもらっており【事実】

発売後1か月足らずで消費者からクレームが寄せられています。【事実】

 

というような感じで、きっちり自分の中で今話していることは事実、意見、感情の中の何なのかを把握することが大事。

 

報告するにあたっては、私はそんなのいらないと思ってたんだけど、「感情」要素が入っていたほうが伝わりやすいようだ。

 

だけど「意見」と「感情」は分けるのは難しい気がする・・・。話す前から頭がごっちゃになりそうだ・・・。

 

②結論→理由→結論の3ステップで話が伝わる

話を始める時にはまず、結論から。というのは意識はしていた。

でもこの本によると、それだけではなく最後に念押しで、もう一度結論も伝わりやすいとのこと。

 

結論だけ言ったとしても、「じゃあそう思った理由は?」となるから次に理由。そして最後に結論で締めることで結論を念を押して記憶にはっきりと結論をとどめてもらう、てな感じ。

 

まず結論としては○○です。」【結論】

というのは、○○だからです。」【理由】

ですから、○○なのです。」【結論】

 

最後に結論を再度言うというのは、思いつかなかった。

 

ただ、まず自分は結論がわからないまま話し始めてしまっているのが問題な気がするけど・・・。

 

③「。」を使って話す。+接続詞を活用しよう。

本の中から抜粋。

 

まずは次の2つの文章を比較すると。

 

A

「今日の会議は中止になりましたが、非常識なお客様がすごい剣幕で怒鳴り込んできて大混乱で、当社も真剣にクレーム対応について考えなければいけない時代です。」

B

「今日の会議は中止になりました。非常識なお客様がすごい剣幕で乗り込んできて大混乱だったからです。応接室の花瓶も割られました。当社も真剣にクレーム対応について考えなければいけない時代です。」

 

Aの文章だと、文の区切りを「、」(読点)でつけているので非常に分かりにくい文章になっている。

Bは「。」(句点)で区切っているのでAよりもわかりやすい文章になっている。

 

だけど、もっとわかりやすい話方にする方法がある。

 

それが、「接続詞」。

 

C

「今日の社内会議は中止になりました。

というのは(理由)、非常識なお客様がすごい剣幕で怒鳴り込んできて大混乱だったからです。

例えば(例示)、応接室の花瓶も割られました。

つまり(要約)、当社もクレーム対応について真剣に考えなくてはならない時代になったのです。」

 

この項目を読んでみての感想。

日常生活の中で「というのは」「例えば」だったらまだ使えそうな気がするが、

「つまり」というのが使えるか不明だなあと思う。

というのは、「つまり」の後に本当に自分の言いたい内容を伝えられるかわからないから。逆に接続詞を使うことによってわけわかんなくなる気もするけれど・・・。

 

接続詞については、小学校用の教材で勉強しなおしたことがある。それを何度もやり直して、自分の中に接続詞を落とし込めばわかりやすい話方ができる一助になるかもしれないとこの項目を読みながら思った。

 

まとめ

この中で言えば①、③は何となく使うイメージが付いた。

①の技術を使って、日常の中で3つの箱を意識して人の話を聞いてみるのがいいかもしれない。

また、②の実際の発言で接続詞を使わないまでも、頭の中で何かを考える時に接続詞をイメージしてみるのがいいかもしれないと思った。

 

はじめて読んだ本をまとめてみたがやっぱりこうやってまとめてみるだけでも少しは頭に残るものがあるなあと思う。今後もやっていきたい。