発達障害、自分の特性から逃げない。とりあえず本を読む。

ブログばかり書いているわけにもいかない。

 

現実に向き合わなければ。

 

と、思い、とりあえず図書館で発達障害の関連書籍に手を伸ばす。

多分、そういうことでもない気はするのだが。

 

その中でショッキングだったことなどをまとめてみた。

 

ADHDうつ病罹患率

 

発達障害は2次障害に陥りやすい。それはわかっていた。

 

ただ日本人がうつ病にり患しやすい確率は衝撃的だった。

 

日本人がうつ病にかかる確率は通常だと、3%~7%

それに対して、ADHDのある人がうつ病にかかる確率は25%~53%

 

さすがにADHDのある人がうつ病にかかる確率については範囲がでかすぎる気もするが・・・。

 

定型だと10人に一人もうつ病にかからないのに、4人に一人あるいは2人に一人がうつ病とは。

 

発達障害を抱えた人たちは、それがない人たちよりも負担が重すぎる中で生きているのだなと、発達障害を甘く見てはいけないのだなと改めて感じた。

 

 

発達障害の人の大部分は知能は標準以上

 

もう一つ。驚いたのが、発達障害の大部分は、知能は標準以上あるとのこと。

 

ショックだった。

 

当事者でありながら私はいままでこう思っていた。発達障害と難しいことを言っても結局のところは、他の人よりも知能が低いということなんでしょ、と。

 

間違いだった。知能は人と同じくらいあっても、それでも苦しいのか。

 

私はWAISという知能検査で、IQ85。(平均値は90~100)

WAISは、言語理解。処理速度。ワーキングメモリー。知覚推理の4つの指標がある検査。検査の内訳を示すと、言語理解のみが110。後はすべて70代。あとはほとんどが知的障害より。(知的障害の指標はIQ70以下)

 

ちなみに、IQ71~84だと知的障害と健常者の「境界」ということで「境界知能」という人たちもいいる。

 

発達障害というよりも、こっちの境界知能というほうが当てはまるような気がしてきた。知能検査ってその日の状態で結果は前後するし。どちらも併存するものだけど、どっちかで名乗るとしたら境界知能なのかな、と。

 

以前に発達障害の治療薬についての記事を書いているが、もともとの知能が低いためだったのかもしれない。ない袖は振れない、ってことだろうか。(これは、私の素人考えで、医師に相談したものではないです。)

 

やっぱり発達障害にも、グラデーションがあるよなあ・・・。

以前自助会に行ったことときも、そんなことは感じたけれど。

 

hattatsu-nozlab.hateblo.jp

 

発達障害は才能がある?

発達障害は才能がある、とメディアなどで言われている場合がある。

 

確かに、歴史的な著名人の中で明らかに発達障害の特性を示している人は多い。

 

でも、そんな人の割合は発達障害全体の5%だという。

 

発達障害の人って普通の人にはない才能があるんでしょ?」という人に対してこの

数字を示したい。

 

数値を目の当たりにして、やっぱり限られてた人しか「発達障害ゆえの才能」はないと思い知らされる。

 

今回読んだ本

今回読んだ本はこれ。

 

 

今後も、働くときの参考としてこういうものも読んでいく必要があるのだろうか・・・。正しい方向性って頑張るって何なんだろう・・・。

 

 

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